鼻中隔湾曲症の手術を受けました! 術後の苦しみを和らげてくれる秘密兵器も紹介 

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こんにちは、ヒロツです。

すみません、昨日は忙しくてブログを更新できませんでした(^^;

じつはぼく、大学1年の春休みの間に鼻中隔湾曲症の手術を受けました。

今回は鼻中隔湾曲症の治療を考えている方の参考になればと思い、ぼくが体験したことを書き残そうと思います。


高校3年の冬、鼻中隔湾曲症と診断されました

ぼくは小さいころから、しょっちゅう鼻づまりになっていました。

耳鼻科に頻繁に通い、診断の結果アレルギー性鼻炎と判明しました。

確かに、今でも埃っぽいところだとくしゃみと鼻水が止まらなくなります。

ところがあるとき(たしか、小学校4年生くらいかな?)、普段から左の鼻が詰まっていることに気がつきました。

汚い話ですみませんが、左の鼻の穴に思いっきり指を突っ込んでみても、鼻の奥まで指が通りません。

このような状態が幼いころからずぅっと続いていたので、みんな左の鼻の穴は右の鼻の穴よりも小さいんだなって思ってました。笑

そうしてしばらく時が過ぎ大学受験を控えた高校三年の冬、ふとしたことをきっかけに地元の耳鼻科で診てもらうことになりました。

そこで、左の鼻の穴だけ小さいのはぼくだけだということが判明 笑

左右の鼻の穴を隔てる役割を持つ鼻中隔というものがあるんですが、どうやらその中にある軟骨が成長する過程で左に曲がってしまったことが原因のようです。

右が普通の人の鼻中隔で、左が鼻中隔湾曲症を患った人の鼻中隔です。

右とくらべると鼻中隔がグニャリと曲がっていることが分かります。

ぼくの場合、鼻中隔がノの字に曲がっていたので、左の鼻の穴がふさがってしまっていたわけですね。

これを根本的に治すには手術するしかないといわれ、湾曲する原因となっている軟骨を取り除いて鼻中隔をまっすぐにする手術を受けることになりました。

このときは大学受験を控えていたので、とりあえず大学受験を終えるまでは何もできずにいました。

結局、地元の耳鼻科の先生に紹介状を書いてもらい、大きな病院で手術をしてもらうことになったのは大学1年の春休みでした。

入院スケジュール

1日目

2日目 3日目 4日目 5日目 6日目

7日目

入院

手術  ベッドで安静 ベッドで安静 鼻のガーゼを

抜く

ガーゼを抜いた

後の経過観察

退院

ぼくの場合1週間の入院となりました。

鼻中隔湾曲症の手術には日帰りで終了するものもあるみたいですが、おそらく鼻中隔の曲がり具合が軽い人は日帰り治療になると思われます。

無事手術は成功!

手術は全身麻酔でやってもらいました。

局所麻酔でもできたそうですが、鼻中隔にギュイイインと穴をあけて、軟骨をギコギコ切りとるのを見るのは精神的にきついです…

なにげに初めての手術で、しかも全身麻酔ということでかなり緊張しました。

よく、気づいたらいつの間に終わってたっていうじゃないですか?

あれ、本当でした。 笑

麻酔が聞いてくると足や手に力が入らなくなってきて、気づいたら…

終わりましたよー

ってな感じで。 笑

2時間ほどの手術だったそうなんですが、意識を失っている間は夢を見るということもなく、いうなれば夢を見ない熟睡状態でしたかね。思い返せば。

それで、術後は麻酔が切れると人によって激痛が走ると言われていましたが、僕の場合軽くズキズキする程度で済みました。

おそらく、症状のひどさによって変わるんだと思います。

僕の場合は鼻を正面から見ると鼻中隔が左にノの字状に曲がっていたんですが、なかには鼻中隔がS字状に曲がっている方もいらっしゃるようです。

その場合、より多くメスを入れなければならないので術後に激痛が走るんじゃないかと思います。

手術後…

手術が終わればそれで終わりっというわけではありません。

むしろ、手術後からが大変でした。

まず、患部の出血を抑えるために左右の鼻にどでかいガーゼが詰め込まれており鼻呼吸がまったくできません。

当然口で呼吸するしかないのですが口が渇く渇く!

口を開けて寝ていた時の朝ってすんごい口が渇いてるじゃないですか?

あのレベルを超えてもう息ができないと思えるくらいカラカラでした。

術後2時間は呼吸器をつけていなければならないため、うがいをすることも水を飲むこともできずでほんとに苦しかったです…

必死に舌を動かしてちょっとでも唾液の分泌を促してました (;´д`)トホホ

長く苦しい2時間を乗り越えた後は看護師さんに呼吸器を外してもらい、うがいをして水を飲みました。

あの時の生き返り様は今でも覚えています 笑

その翌朝から術後2日間くらいは微熱が続き、鼻がズキズキと痛みました。

でも、これよりもつらかったのは食事です。

鼻いっぱいにガーゼが詰まっているせいで、食べ物を飲み込むたびに耳がプーンと詰まる。

さらにそのせいで、味を感じにくい。ゆっくり飲み込まないと鼻へ逆流する。

小学校の時などに経験した方もいらっしゃると思うんですが、給食を食べているときにクラスメートに笑かされてたとします。

そのとき思わず吹き出しそうになって、その拍子に食べ物が鼻に逆流して痛い思いをしたことはありませんか?

いわばあの状態になるんです。

ですから、がっつり食べたくても少しづつしか食べられないもどかしさ。

なんなく食事をしているほかの患者さんをうらやましく思いました。

それから、唾液を飲み込んではいけないのもつらかったです。

おそらく唾液が耳に逆流してしまうと、最悪の場合中耳炎になる可能性があるからだと思います。

だから、唾液は飲み込まずに吐き出さなければなりませんでした。

手術の影響か、術後は鼻水がよく出たため行き場を失った鼻水がのどに垂れる垂れる(-_-;)

もう、夜どうしで唾液と鼻水を吐き出し続けていました。

そのおかげで手術後はほとんど眠れなかったですね…

朝方にちょっと眠るぐらいでした。

看護師さんに聞くとものすごいいびきをかいていたそうです(^^;

最初はていねいにティッシュに吐き出していましたが、あまりに吐き出す頻度が多いので手術を終えて次の日にはゴミ箱に直接吐き出してました 笑

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術後の苦しみを和らげてくれる秘密兵器!

じつは手術を受ける前に、同じように鼻中隔湾曲症の手術を受けた方のブログを拝見させていただきました。

それで、あるものを持っておくとよいことを知ったのです。

それがこちら!

濡れマスクです!

ほんとに、この濡れマスクがあるだけでかなり違います。

口で呼吸するたび、マスクの中に入っている湿ったフィルターがのどを潤してくれます。

それによって、口呼吸しかできないために口がカラカラになることがなくなります。

そのおかげで、口呼吸が本当に楽になります!

手術を終えてから鼻に詰まったガーゼを抜くまでの3日間、この濡れマスクのおかげでかなり救われました。

ですので、これから鼻中隔湾曲症の手術を受けられる方は濡れマスクを準備しておくことを強くおすすめします!

事前に購入しておかなくても、病院の内部や近くにコンビニがある場合はそこでも購入することができるはずです(^-^)

苦しみの先にあるのは…

手術から3日後の、ガーゼを抜くとき、これがいちばん痛かった...

これも事前から知っていたので、覚悟はしていました。

覚悟はしていましたが、ほんとに痛い…

術後から続いていた、ズキズキする痛みをさらに強くした鈍痛。

そして、片方のガーゼを抜いたあとに襲ってくる、その鈍痛をもう一度体験しなければならない絶望。(両方の鼻にガーゼが詰められているので 汗)

すみません、ちょっと大げさに書きすぎました (^^;

確かにガーゼを抜くときは鈍痛が襲ってくるけど、ほんの一瞬です。

それよりも、ガーゼを抜いた直後の爽快感のほうがすごい!

見違えるように鼻の通りがよくなります!

こんなに鼻って通ってるもんなんだあ~って感動してました 笑

さいごに

術後はかなり苦しいといい続けてきましたが、ひるむことはありません。

その苦しみの先にはそれ以上の爽快感が待っています。

しかも、これからずっと!

鼻がスースー通る生活は快適です。

超個人的な体験談でしたが、少しでも参考にしていただければ幸いです(^-^)

濡れマスクはほんとにおすすめですよ!

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コメント

  1. もりもん より:

    そんな手術受けてたんだ(笑)
    そしてまさかののどぬーる、予想外w
    自分が受けることはないと思うけど、誰かその手術受けることになったら、この記事を薦めとくよ(笑)